2011年から2013年にF1タイヤサプライヤーを務めることが正式に発表されたピレリは、ドライ、レイン、インターミディエイト合わせて6種類のタイヤをチームのために用意することを明らかにした。
ピレリのドライタイヤのコンパウンドは3種類になるとのうわさもあったが、ピレリは、4種類のドライタイヤとレインタイヤ、インターミディエイトタイヤの計6種類のタイヤを全F1チームに供給するということだ。
タイヤはミラノのリサーチセンターで開発され、他のカテゴリー用タイヤと同様にトルコのイズミットのファクトリーで製造される。
信頼性、安全性、パフォーマンスの面でF1チームの要求に応えるため、ピレリのエンジニアたちはシミュレーションモデルでの作業をスタートしているという。チームとの協力の中で、ピレリはすでに特にホイールサイズに関し、今後に向けて現在のタイヤの技術進化を発展させる準備ができているとのコメントを行っている。
ピレリは来季は現在のタイヤサイズを維持し、13インチのタイヤを用意するものの、将来的にはサイズを拡大したい考えだ。