ピレリは、F1との契約を来年以降延長する準備はできているものの、新契約はまだ結ばれていないと語った。
2011年からF1にタイヤを供給しているピレリだが、現在の契約は今季末で切れる。
23日に行った2013年のモータースポーツ活動に関する発表会において、ピレリ会長、マルコ・トロンケッティは、来年以降もF1活動を継続したいと語った。
「この冒険を続けるつもりだ」と彼はピレリ本社において一部メディアに対してコメントした。
「条件が、受け入れられるものでありメリットがあるものならば、続けられる状況にある」
「チームは満足しており、協力関係もうまくいっており、視聴者に対していいショーを提供できた。我々は、ファンがより楽しめるよう、ショー的要素を作り出す手助けをした。合意が達成できることを期待している」
FIAがF1タイヤサプライヤーを広く募り、契約を勝ち取れなくなる懸念を抱いているかという質問に対し、トロンケッティは、「心配はしていない」と答えた。
「チームは満足しており、F1とのパートナーシップは成功していると感じている。ウインウインの関係なので、来年に向け新契約を結べると確信している。だが当面のところは新しい動きはない」