ドライバーたちはピレリタイヤのデグラデーションが大きすぎてレース中に4回も5回もピットストップを行わなければならなくなることを懸念しているが、ピレリは、分析の結果、実際にはそんなことにはならないことが分かったと主張した。
ピレリは2回ストップが必要になることを狙ってタイヤを作ったと述べているものの、今年のタイヤは短時間で性能が落ちてしまうため、それ以上の回数のタイヤ交換を行わなければならないだろうと、多くのドライバーが予想している。
しかしピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、これまでのデータを評価した結果、最高でも3回ストップで済むものと予想されると語った。
「我々は前回までのテストを終えた後にかなりの量の分析を行い、すべてのチームに起こるであろうすべてのレースのシミュレーションを行った。その結果すべて3回ストップ戦略で行うことができた」とヘンベリーはバルセロナでの最終合同テストの初日に述べた。
「4回や5回ストップという予想は大げさであり、起こる可能性は低い。実際、現実になることはないだろう。磨耗が激しい状況であっても、3回ストップ戦略になると予想している」
ヘンベリーは、4、5回ストップになるとタイヤセット数が足りなくなってしまうが、3回ストップなら満足だと述べた。
「3回でもいいと思っている。過去にF1で3回ストップというのはあったからね。実際4回ストップもあった。だが4回や5回ストップは強く望んではいない。そんなことになったら週末に持ち込むタイヤセット数では足りなくなるだろうからね」
