ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、出席予定だった金曜日のFIA公式記者会見を欠席した。これは、同社の弁護団の助言によるものだという。
スペインGP後、メルセデスは2013年型マシンで1000kmにおよぶピレリタイヤテストを行った。これがモナコで明らかになり、今季型でのテストは規則違反であるとしてレッドブルとフェラーリはFIAに抗議を提出。FIAは、この問題をFIA国際法廷に委ねることを決定した。
ヘンベリーは、この問題に関係するフェラーリのステファノ・ドメニカリやレッドブルのクリスチャン・ホーナー、そしてメルセデスのロス・ブラウンとともに金曜会見に出席する予定となっていた。
ピレリのスポークスマンは、同社の弁護士が会見へ出席しないようヘンベリーにアドバイスをしたと認めている。
結局、ヘンベリーは欠席したものの、ドメニカリとホーナー、ブラウンのほかに、マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュとザウバーのモニシャ・カルテンボーンが予定通り参加し会見が行われた。
