F1イタリアGPでフェラーリでのデビュー戦を戦ったジャンカルロ・フィジケラは、惜しくもポイントには届かず9位フィニッシュに終わったが、自身のパフォーマンスには満足していると語っている。

 ルカ・バドエルの後任としてフェラーリのシートに座り、自身のホームレースでもあるイタリアGPに臨んだフィジケラだが、レースの週末を通して厳しい戦いを強いられることになる。しかしテストをまったくしていない状況であり、F60のシートに座ったのは金曜日の走行が初めてという状況だった。

「僕はこの週末のフェラーリでの仕事の始め方に満足している」とフィジケラ。「スタートでは2、3ポジションを上げることができたけれど、アスカリの入口でベッテルがドアを閉めてきたため、すごく難しい判断を強いられた。レース前半はソフトタイヤでとてもいいフィーリングだったけれど、ピットストップの後、ハードタイヤに交換してからはマシンと格闘することになった」とレースを振り返る。

「このレースでポイントを獲得できなかったのは本当に悔しい。でも、僕は自分にとってできるベストを尽くしたんだ。フリー走行3回目でコースアウトしてしまったことにより、予選に向けて準備できることができなくなってしまった。もし予選でもう少し前のグリッドからスタートできていたら、トップ8でフィニッシュしてポイントを獲得できたかもしれない。でも今はもう次のシンガポールに向けて集中している。あのサーキットは大好きだからね」

 フェラーリのチームボス、ステファノ・ドメニカリと、チーフエンジニアのクリス・ダイヤーは9位に終わったにもかかわらず、フィジケラの仕事ぶりに高評価を下した。

「ジャンカルロは良いレースをしたと思うよ。彼は週末を通していい仕事ぶりをみせたし、次のレースでは必ずポイントを持ち帰ってくれると信じている」とドメニカリ。ダイヤーもまた、「ジャンカルロはポイント圏内でフィニッシュすることができなかった。でも、彼にとってはすごくポジティブな週末だったはずだ。シーズンの終盤に向けて、ジャンカルロがチームに多大な貢献をしてくれると信じている」とサムアップをしながら語っている。

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