今季IZODインディカー・シリーズに参戦するサラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングは、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのおかげでホンダエンジンを獲得することとなった。
サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングは、今季インディライツのチャンピオンであるジョセフ・ニューガーデンと契約していたが、開幕戦となるセント・ピーターズバーグ開催まで1カ月を切ってもエンジンが供給されず、開幕戦をキャンセルする可能性が高かった。
現在インディカーでは、ロータスがホンダやシボレーと同じ数のチームにエンジンを供給することができず、チームによってはエンジンが供給されず開幕を前に悩むこととなっている。SFHRも当初シボレーエンジンを搭載することを予定していたもののエンジンは供給されておらず、今回急遽ホンダ・エンジンを獲得することができた。その経緯には、ボビー・レイホールのチームが大きくかかわっている。
昨年GP2でシリーズ2位を獲得したルカ・フィリップが佐藤琢磨のチームメイトとしてレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに加入すると言われているが、契約が難航しており開幕戦出場の可能性は低くなった。開幕戦で2台体制を行えないレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは2機目のエンジン供給を放棄することとなり、そのためサラ・フィッシャーのチームにエンジンが回ってくることとなった。
「我々は昨シーズンからずっとホンダと話し合ってきました。ついにエンジンが来てくれて嬉しい」とフィッシャー。
かつてレイホール・レターマンのオーナーであるボビー・レイホールの息子グラハム・レイホールがニューマン/ハースのシート失った際、フィッシャーのチームでドライブしたこともあり、レイホールはSFHRにエンジン契約が行くことに好意的なコメントを残している。
「サラ・フィッシャーは一流だよ。サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングのみんなもね。彼がプログラムを失ったときにグラハムにすばらしい援助をしてくれた。今回私が彼女を助ける立場になれて嬉しく思っているよ」
「我々は2台体制のプログラムを開幕に間に合わせることが出来なかった。インディ500からスタートさせることしかできず残念に思っている。一方で、多くのファンと同じようにSFHRでジョセフ・ニューガーデンが2012年をフル参戦できることが嬉しいね」とレイホールは語る。
フィッシャーはこのレイホールの助けに関して、「ボビーは、私たちがグラハムを助けたことを覚えており、ジェントルマンとスポーツマンとは何たるかを示してくれた」とコメントしている。
