バーニー・エクレストンは、シンガポールでのF1株式公開を延期する可能性があると示唆した。
F1の商業的権利を持つCVCキャピタルパートナーズは、この先数ヶ月以内にF1のIPO(新規株式公開)を強く望んでおり、先日には所有していた63.4パーセントの株式のうちの21パーセントをワデル・アンド・リード、ノルウェー銀行、ブラックロックに売却している。
しかし、今週大きな話題にもなったフェイスブックの株式上場が不振におわったことから、エクレストンは現時点での(F1株の)上場が賢明ではないかもしれないと述べている。
「フェイスブックに関する問題もあり、市場の先行きはあまり明るくないようだ」と、エクレストンはCNNのインタビューに答えている。
「したがって、しばらくは成り行きを見守ることになりそうだ」