フェラーリは、2014年初のF1テストを終えた段階で、自社風洞の精度が改善しているという手ごたえを得たようだ。

 フェラーリがここ数年抱えていた大きな問題のひとつは、シーズン中に開発ペースを維持できないことだ。その原因のひとつは、風洞の相関精度がよくないために、アップデートを入れても実際にコース上で改善を見出すことができないことだった。

 フェラーリは2012年、風洞をシャットダウンして本格的に問題解決にあたり、昨年秋にこれを再稼動させている。

 先週のヘレステストは、自社風洞が改善されたかどうかを試す最初の機会であり、チームの上層部はこの結果に満足しているといわれている。
 一連の空力テストの結果、データがきちんとマッチしていることがわかり、チームはより有効なアップデートを持ち込むことができるという自信を感じているということだ。

 チームプリンシパルのステファノ・ドメニカリはヘレステストを終えて、次のようにコメントしている。

「F14 Tの技術的パラメーターも、コース上での空力的な検証も、我々の期待に沿ったものであり、それによって堅実なスタート地点に立つことができた。我々はこれを最大限に利用しなければならない」

 しかしドメニカリは、マシンのパフォーマンスに関して評価を下すにはまだ早すぎるとして、今の時点では信頼性を発揮してできるだけ多くの周回を走りこむことが重要であると語っている。

「今の段階では、F14 Tに関してもライバルのマシンに関しても、パフォーマンスレベルについて評価することはできない」
「重要なのはできるだけ多くの周回をこなし、エンジニアたちがマシン開発を進められるよう、必要なデータを彼らに提供することだ」
「まだ正確な評価を行うのは早い」
「それよりも、(開幕戦)メルボルンにベストな状態で臨めるように、今やるべきこと、進むべき方向をはっきり理解することの方が重要だ」

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