フェラーリは16日、ペドロ・デ・ラ・ロサが2013年にチームの開発ドライバーを務めると明らかにした。
昨シーズンまでHRTをドライブしていたデ・ラ・ロサは、2013年もチームと契約を結んでいたが、HRTは今年のエントリーフィーを支払うことができず、そのまま解散に追い込まれたため、彼はシート喪失した状態にあった。
今季フェラーリの開発ドライバーに就任したデ・ラ・ロサは、チームのシミュレーター作業などで同胞のフェラーリドライバー、フェルナンド・アロンソとマルク・ジェネをサポートすると、チーム代表のステファノ・ドメニカリは語っている。
1999年にアロウズからF1にデビューしたデ・ラ・ロサは、ジャガー、マクラーレン、ザウバー、HRTをドライブ。特にキャリア後半はマクラーレンのテストドライバーとしてイギリスチームに貢献してきた。