フェラーリは、中国GPの結果を見て、2011年型マシンの開発の方向性を変更するかどうかを決定する見込みだと報じられている。
La StampaやLa Repubblicaなどイタリア紙の報道としてF1SAが伝えたところによると、フェラーリの上層部のステファノ・ドメニカリ、アルド・コスタ、パット・フライはマレーシアGPの翌週に中国GPが控えているにもかかわらず、いったんマラネロに戻ったということだ。
「今の開発段階で物事が予想したとおりにいかない理由を見つけるため、あらゆるデータを分析している」とドメニカリ。
彼によると、中国GPでフェラーリはいくつか新しいコンポーネントを取り入れるということだ。
「中国で期待し、予想したとおりにすべてが機能した場合はいいが、我々が取り組んできた開発が何の結果ももたらさなかった場合には、代わりとなるプログラムを用意しているので、できるだけ早くそれを取り入れる」
「我々には締め切りがある。このエアロパッケージでいくのか、方向性を変えるのかを上海において決定しなければならない」とドメニカリはLa Stampaに語った。