1月10日、フェラーリが毎年恒例のメディアイベント、Wrooomをスタート、ドライバーたちが今年から使用するフェラーリチームの新たなロゴのついたウエア姿を初めて披露した。
昨年、フェラーリがマシン等に使用していたバーコードがマールボロのサブリミナル広告なのではないかとして問題になった。チームはこれを否定したものの、シーズン途中からバーコードのデザインの使用を取りやめ、7月にはバーコードが取り除かれた新たなデザインのロゴを発表、これを2011年にマシン、ドライバースーツ、チームのユニフォームなどに使用することを明らかにしていた。
10日、マドンナ・ディ・カンピリオの山地で行われるイベントに、144人のジャーナリストおよびカメラマンが招待された。オープニングセレモニーは悪天候のためにキャンセルされたが、フェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサ、ジャンカルロ・フィジケラ、ジュール・ビアンキ、マルク・ジェネが新ロゴが入ったウエアを身につけて登場した。イベントにはドゥカティ・マールボロ・チームも参加、バレンティーノ・ロッシとニッキー・ヘイデンも姿を見せた。
アロンソらのウエアにはフェラーリの新ロゴが飾られるとともに、昨年までのブリヂストンに代わってピレリのロゴが入り、キャップの正面には新たにサンタンデールのロゴが飾られている。