フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロは、2014年のドライバーラインナップをあと数日のうちに決定すると語った。また彼は、キミ・ライコネンの復帰を排除しなかった。

 フェラーリはここ数週間、来年フェリペ・マッサを交代させるか検討を重ねているが、モンテゼモロはイタリアGPが開かれていたモンツァで、ドライバーの決定が差し迫っていることを明らかにした。
「我々はモンツァの後にこれ(2014年のドライバー)を考えるつもりだ。なぜなら、変なプレッシャーを受けずに今週末を迎えたかったからね」とモンテゼモロ。
「数日のうちに決断するつもりだ。いかなる決定もまだしていないし、誰とも契約に合意していない。マッサとも話すつもりだ。我々でも話し合い、そして決めるつもりだ」

 フェラーリは、マッサがイタリアGPで好成績を残せば、シートを維持することも十分に可能だと主張しているが、チームは真剣に他の選択肢を評価している。
 今、その選択肢はライコネンが中心となっているが、モンテゼモロは候補リストがライコネンだけではないと示唆した。
「他の誰かを獲得することもできる。我々のもとには何人かの名前があがっている」

 しかしながらモンテゼモロは、アロンソ獲得のために2009年末に放出したライコネンが復帰することも不可能ではないとハッキリ述べている。
 再びライコネンとうまく働くことができるかと問われたモンテゼモロは、「何かあったのか? 我々はワールドチャンピオンシップを制した」とコメント。
「キミはいいドライバーだ。我々にとって、彼がミハエル・シューマッハーとロス・ブラウンがいなくなってから、初めてチャンピオンシップを勝ち取ったのには、とても満足している」
「いずれにしても問題はないが、他のドライバーになる可能性もあるし、昨年のようにフェリペの継続を決める可能性もある」
「まだいかなる決定もしていない。どんな決定にも、プラスとマイナスがあるので非常に慎重に進める必要がある」

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