フェラーリは、フェリペ・マッサが思うようなパフォーマンスを発揮できずにいる原因をチェックし、解決する必要があると認めた。
マッサは開幕戦を除き、チームメイトのフェルナンド・アロンソのペースに遅れをとっており、スペインGPではアロンソが2位を獲得したのに対して、6位に終わった。マッサ自身、その原因が分からないと語っているとBBCスポーツが伝えている。
「フェルナンドは本当に素晴らしいドライバーだ。でも僕は何かの問題を抱えている」とマッサ。
「何か気に入らない部分があって、いいラップタイムを出せなかったり、思ったようにマシンを走らせられなかったりしているんだ。この問題が何なのか理解し、解決する必要がある」
「何らかの問題があって、グリップをうまく得られないような感じがする。この問題を理解しなければならない」
マッサはまた、タイヤをうまく使いこなせないとも述べている。
チームプリンシパルのステファノ・ドメニカリは、スペインの週末にはマッサは自信を持ってマシンを走らせられない状態だったため、彼のマシンのどこに問題があるのかチェックすると述べている。
アロンソもドメニカリも、フェラーリのマシンには空力ダウンフォースが不足していると語っている。ドメニカリは、スペインの週末にはマッサは最初からグリップ不足を訴えており、アロンソも同様にマシンに満足できていなかったと認めた。