フェラーリは、2012年のニューマシンにレッドブル式のプルロッド・レイアウトを採用する見込みのようだ。
イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デロ・スポルト」の報道としてF1SAが伝えるところによれば、フェラーリが現在マラネロで開発している新車のスケールモデルは、すでに風洞で一定の距離を稼いでいると言われている。
彼らは、そのニューマシンでレッドブルが先鞭をつけたプルロッド式のリヤサスペンションを採用しているようで、これまで固執してきたプッシュロッド式は、今シーズンの結果を受け、疑問視する声があがったと同紙は伝えている。
さらに、「(プルロッド・)システムはより低く、よりコンパクトなリヤを得ることができるだろう。しかし、それは次のシーズンのみのようだ」と同紙は付け加え、「今季残りの6戦では2012年用のメカニカルおよび空力パーツがテストされる」と述べている。