フェラーリは、フランス人のジュール・ビアンキを2011年のテストドライバーに起用すると発表した。
フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の一員であるビアンキは今季GP2シリーズに参戦し、3度のポールポジションと4度の表彰台を獲得したが、夏のハンガリーラウンドでDAMSのタン・ホー・ピンと接触して第2腰椎を骨折、一時的にFDAからの離脱を余儀なくされていた。次のスパからはレースに復帰した。
今回、正式にフェラーリの来季テストドライバーに就任することが決まったビアンキは、アブダビGP後に行われる若手ドライバーテストにも参加することになっている。
また、これに合わせて、イタリアF3のシリーズ上位3名にもフェラーリF1の走行機会が与えられることが発表されている。ブラジルのセザール・ラモス、モナコのステファーヌ・リケルメ、およびイタリアのアンドレア・カルダレッリの3人は12月2日にローマ近郊にあるバレルンガ・サーキットでF2008をドライブする。