シーズン中に行ったタイヤテストの件でFIAの調査を受けていることが判明したフェラーリだが、問題となっているのは現行マシンを使用したかどうかであり、メルセデスと異なり自分たちは規則違反を犯していないと主張した。

 メルセデスがスペインGP後に2013年型マシンを使用してピレリのタイヤテストを3日間にわたって行ったことがモナコで明らかになった。
 シーズン中に現行マシンでテストを行うことはレギュレーションで禁じられており、レッドブルとフェラーリは規則の解釈を明確にするため抗議を提出、FIAはこの件について調査を開始した。

 しかし先週金曜、FIAはメルセデスだけでなくフェラーリに対しても、タイヤテストに関する説明を行うよう求めたことを発表した。

 メルセデスのテスト以前にフェラーリもピレリタイヤのテストを行ったことはすでに伝えられていたが、このテストは2011年型マシンを使用し、フェラーリのカスタマーカー部門のコルセ・クリエンティが行っており、これは規則違反ではないと考えられていた。

 フェラーリが調査の対象として挙げられたことで、同チームも懲戒委員会で審問が行われる可能性が疑われているが、フェラーリは焦点となっているのはメルセデスの違反のみであると主張した。

「この数日に伝えられた多数のコメントや解釈に関し、フェラーリはこれ以上のコメントをする気はない」とフェラーリのスポークスマンは述べている。
「極めて明確なレギュレーションをあるチームが破ったが、それ以来、複雑な状況は生じていない」
「根本的な問題は、スポーティングレギュレーション22条の順守に関することだ。この条項ではシーズン中には現行マシンあるいは前年のマシンをいかなる形のテストにおいても使用することを許していない」
「実質的な状況はそれのみであり、他のことはすべて無関係な細かい問題だ」

 メルセデスは、FIAの承認の下、2013年型マシンでテストを行ったと主張している。

 懲戒委員会においてさらなる調査が必要であると判断された場合、その問題はFIA国際法廷に送られることになる。

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