FIA控訴裁判所(ICA)がブラウンGP、ウイリアムズ、トヨタが使用してきたダブルデッカー・ディフューザーを合法と認めたことを受け、フェラーリはF60をモディファイすると明言した。
FIAはこのディフューザーは違法であるとして抗議していたが、14日に行われた控訴審で、これを合法とする判決が下った。フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリは、これによって自分たちのマシンを変える必要が出てきたと述べた。
「我々はICAが控訴を棄却した理由が発表されるのを待っているところだ」とドメニカリ。
「残念なことに、この決定により、我々はマシンデザインの基礎的なエリアに手を加えざるをえなくなった。テクニカルレギュレーションの面で、一部チームと対等な立場で戦うためにはそうする必要がある。これには時間も金もかかるだろう」
「チームの競争力を最高レベルにまで再び高めるため、これまで以上の努力を続けていく」
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フェラーリ「F60をモディファイせざるをえない」
