バジェットキャップ案の導入に強い反発を見せるフェラーリが、フランスの法廷に対し、同案の廃止を求める訴えを起こしたことが明らかとなった。

 フェラーリをはじめ、ルノーやトヨタ、そしてレッドブルはF1撤退も辞さない構えを見せ、強行にバジェットキャップ案の受け入れを拒んでいる。彼らは、経費削減の重要性を認めてはいるものの、たった1年でチームの予算を5分の1まで引き下げなければならないという突然の決定には、やり方も含め同意できないとしている。

 これを受け、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロが会長を務めるFOTA(フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション)は、イギリスのヒースロー空港においてFIA会長のマックス・モズレーおよびFOMのトップであるバーニー・エクレストンと会談をもった。

「フェラーリは、我々の考えを止めるようフランス当局に提訴したようだ」と、英ガーディアン紙がモズレーの発言を伝えている。

「会議は友好的なものであったが、同意を得るまでには至らなかった。彼らは我々の案より良い結果を探し出すといっている」
「フェラーリが本当にF1から去るとなれば驚きだ。しかし、訴訟を起こしたとなれば交渉はさらに難しいものとなるだろう」

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