スクーデリア・フェラーリは11日、新たにキミ・ライコネンと2年契約を結び、2014年からの2シーズンをフェルナンド・アロンソとライコネンのラインナップで戦うと正式に発表した。
フェラーリがついにライコネンの復帰を決断した。それも、チームが絶対的なエースと認めるアロンソのチームメイトとしてだ。
いずれにせよ、これで2014年のフェラーリは、ダブルワールドチャンピオン(2005年、2006年)のアロンソと、フェラーリドライバーとして最後(2007年)にタイトルを獲得したライコネンという、夢のチャンピオンコンビを実現させることになった。アロンソは2016年末までの契約を有している。
一方、2006年から8シーズンを過ごしてきたフェリペ・マッサは、チームの発表を前に自ら今シーズン限りでの離脱を表明し、今後は他のF1チームに新たなチャンスを求めることを明らかにしている。
また、現在ライコネンが所属するロータスも、彼に代わる新たなドライバーを獲得する必要に迫られることになった。現時点では、フェラーリの候補リストにも挙がっていたザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが有力視されている。