レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが、ブラジルGPでの勝利の後、最終戦で逆転でチャンピオンになることは十分可能だと自信を示した。もしポイントリーダーのフェルナンド・アロンソのエンジンにトラブルが起きたら自分たちは楽になると、ベッテルは冗談混じりに語っている。
ブラジルで25点獲得したベッテルは、アロンソと15点差のランキング3位につけている。2位はアロンソと8ポイント差のマーク・ウエーバーだ。
決勝直後の記者会見で、逆転タイトルを決めるのは可能かとの質問に対し、ベッテルは次のように答えた。
「26ポイントなら無理だけど、次で彼より16ポイント多く獲るのは可能だよ」とベッテル。
「別に彼に何か悪いことが起こってほしいと願うわけじゃないけど、フェラーリが白煙を噴いてくれても一向に構わない。まあ冗談はともかくとして、僕らはレースをし、限界までプッシュしている。ここと同じく、僕は自分自身のことに集中しなければならない。僕らは今週末と同じく、次のレースも勝ちに行き、あとは彼がどこでフィニッシュするか、もしくはフィニッシュしないのかを見るだけだ。1週間後にすべてがはっきりするよ」