フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリは、イギリスGPでフェラーリのペースが悪かった理由をドイツGPまでに知る必要があると語った。
フェラーリはイギリスGPで期待していた速さを発揮することができず、予選でフェルナンド・アロンソは10番手、フェリペ・マッサは12番手タイムを出すにとどまった。
決勝ではルイス・ハミルトンのタイヤトラブル、セバスチャン・ベッテルのリタイアなどがあり、アロンソは3位を獲得したものの、ドメニカリはフェラーリの遅さを非常に心配している。
「今週末、我々のパフォーマンスはあまりよくなかった」とドメニカリ。
「この2日か3日で、ファクトリーにおいて理由を理解する必要がある」
「シルバーストンでパフォーマンスがあまりよくなかった細かい原因があり、それは大きな問題であると考えている」
「一番重要なのは、原因を理解してパフォーマンスを取り戻すための作業を行うことだ」
残り11戦の中で、ポイントリーダーのベッテルに追いつき、圧倒的な速さを見せつつあるメルセデスと戦うために、早急にマシンを向上させる必要があると、ドメニカリは語った。
「今強いのはレッドブルだけではない。メルセデスも非常に強力だ。彼らはタイヤのデグラデーションの問題を解決したのだ」
「今も我々はタイトル獲得を目標にしている。そしてタイトルを取るにはクルマを向上させる必要がある」