FIAヨーロッパF3選手権の最終戦ホッケンハイムで、フェラーリが支援する若手ドライバーのラファエル・マルチェッロ(プレマパワー)が2013年のシリーズチャンピオンを決めた。
DTMドイツ・ツーリングカー選手権と併催されたヨーロッパF3選手権の最終戦。ホッケンハイムの予選でダブルポールを奪ったマルチェッロは、土曜日に行われた第1、2レースでタイトル争いのライバル、フェリックス・ロゼンクビスト(ミュッケ)に2連勝を許してしまったが、それでも第2レースで4位に入り、今シーズンのタイトルを一足早く確定。彼は、大雨に見舞われた日曜日の第3レースも優勝で締めくくり、チャンピオン獲得に華を添えた。
そのマルチェッロは、2014年のフォーミュラ・ルノー3.5に向け、今週バルセロナでDAMSとテック1レーシングのテストに参加する見込みだ。フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に所属するマルチェッロについて、FDAを率いるフェラーリのルカ・バルディセッリは、彼の来季参戦プログラムとしてGP2かフォーミュラ・ルノー3.5、またはGP2とDTMの組合せになると語っている。
「僕はこのシリーズに2年間参戦してきた。今年はタイトルを目標に戦い、その目標を達成したんだ」とマルチェッロは語っている。
「次のステップへ進むときだと思う。DAMSとテック1は素晴らしいチームだ。どうなるか見てみよう」
マルチェッロは、11月にアブダビのヤス・マリーナで行われるGP2のオフィシャルテストに向け、すでに複数のチームと交渉しているともみられており、DAMSとレーシング・エンジニアリングがその有力候補とされている。
なお、マルチェッロにはヨーロッパF3チャンピオンの褒賞としてフェラーリF1のテスト機会が与えられるほか、ランキングトップ2のロゼンクビストとともに、F3エンジンを供給するHWAとの繋がりから、メルセデスのDTMテストの機会も与えられるようだ。
