フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロは、今季限りでチーム去るフェリペ・マッサについて「真のフェラーリマン」だと述べ、マッサの跳ね馬への貢献を讃えた。
週末に行われたフェラーリのファンフェスティバル『Finali Mondiali』に出席したモンテゼモロは、マッサの8シーズンにわたるスクーデリアへの貢献を次のように賞賛した。
「我々は、共に素晴らしい時間を過ごした」とモンテゼモロ。「その間にはブダペストでのアクシデントなど難しい時間もあった」
「非常に忙しい数年間だったが、私は公の前で彼に感謝を示したかった」
「別々の道を歩むという決定がお互いにとって正しいものだと思っている。変化と新たなモチベーションを見つけるべき時なんだ」
「フェリペは真のフェラーリマンだった。そして彼は常に我々の歴史の一部だ」
「彼のあらゆる成功を祈っている。彼は常に我々ファミリーの一員だよ」
例年、フェラリスタが一堂に会すフェラーリのスペシャルファンイベント『Finali Mondiali』だが、今年のエンディングはまさにマッサのための送別イベントとなった。
最終日の彼は、あいにくの雨にもかかわらず集まった1万5000人ものファンに見守られながら真紅のF2008とF10をドライブ。デモランを披露したマッサは、スタンドから温かい拍手を受けると、モンテゼモロ、副会長のピエロ・フェラーリ、CEOのアメデオ・フェリーザから跳ね馬での11勝が刻印された特注の巨大トロフィーをプレゼントされた。
■Finali Mondiali 2013
■Finali Mondiali 2013 – Gala dinner