ピレリは、次戦イギリスGPではソフトとハードコンパウンドを持ち込むことに決定したと発表した。フェラーリは、ハードコンパウンドが選択されれば苦戦することになるだろうと懸念していた。
ソフトとハードが持ち込まれたスペインGPで、フェラーリのフェルナンド・アロンソはソフトタイヤを履いたスタートでトップに出たものの、後に履き換えたハードタイヤに苦労し、最終的にはリーダーから1周遅れでフィニッシュすることになった。
フェリペ・マッサはイギリスGPのタイヤ選択が発表される前、ハードタイヤが持ち込まれることになれば、フェラーリは苦しむことになるだろうと述べていた。
ピレリは、5月の時点でイギリスにはハードとソフトを持ち込むと述べており、その後、さらにチームの意見を聞くなどしてきたが、今回その決定に変更がないことを明らかにした。