フォース・インディアがチーム消滅の可能性に直面しているとの報道を即座に否定した。

 17日、イタリアのメディアは、チーム代表であるビジャイ・マルヤ所有企業の財政難により、F1チームが消滅する可能性があると報道。このメディアは、F1のボスであるバーニー・エクレストンもすでに彼らの救済に取り掛かっていると伝えた。

 しかし、フォース・インディアの副代表を務めるボブ・ファーンリーは、この報道が全くの誤りであると否定している。
「そうした実態はまったくない」と彼はAUTOSPORTにコメント。

 チーム代表のマルヤが所有するキングフィッシャー航空は、2005年の設立以来、赤字経営が続いており、昨年末には運航ライセンスの停止を受けるまでに深刻化していた。
 しかしファーンリーは、フォース・インディアがマルヤの問題からは影響を受けず、昨年末に表明したF1活動のための5000万ポンド(約66億円)におよぶ投資プログラムを引き続き実行していくと語った。
「我々の株主であるビジャイとサハラは信じられないほど力強く、パートナーも必要としていない」
「こうした間も、ビジャイが昨年末に表明した拡張プログラムをまとめ、実行、すべて前進させている」

「チームは過去4年間と5年目を迎える今も、株主の企業に依存することなく融資を受けてきた」
「そうした実態はどこにもないし、我々を非常に苦しめている」

 ファーンリーは、チームが今後もマルヤの問題から影響を受けないでいられるかと尋ねられると、「その通りだ」と答えた。
 また彼は、チームが可能性のある買い手と交渉したことも否定。
「我々は、どのような買い手ともまったく交渉していない」と彼は語っている。

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