フランス南西部のポー市街地で開催される『グランプリ・ド・ポー』が、来年の5月20~22日に2年ぶりに開催されることが発表された。2009年以来の開催となる『グランプリ・ド・ポー』。2007~09年はWTCCがメインだったが、2011年はフォーミュラ3をメインレースとするイベントに戻る。
1900年に初開催された伝統のレースである『グランプリ・ド・ポー』は、1999年からフォーミュラ3をメインレースとしたイベントだったが、2007年からWTCCでの開催となっていた。2010年の開催はなかったが、2年ぶりに開催される2011年は、フォーミュラ3がメインレースとして復活する。
F3のほかに、フォーミュラルノー2.0シリーズやフランスFFSA・F4チャンピオンシップなどが併催される。また、その前週の13~15日にはヒストリックカーによるポーGPヒストリックが開催され、街はレース三昧の一週間になる。
『グランプリ・ド・ポー』の復活はF3シリーズへの振興策の一環と言われており、ユーロF3やイギリスF3、全日本F3などの各国の代表があつまったマスターズF3やマカオGPのようなレースをもっと開催したいという意向がFIAにはあるようだ。
