2010年から2011年までF1に参戦していたヴァージン・レーシングが、2014年からスタートするFIAのEVシングルシーターシリーズ、フォーミュラEに参戦することを明らかにした。
ヴァージン・レーシング・フォーミュラEチームは、ヴァージン・レーシングで代表を務めたアレックス・タイによって率いられ、F1参戦時代と同じくヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソンがサポートする。
「私は、フォーミュラEのコンセプトに夢中になっているよ。ヴァージン・ブランドに素晴らしくフィットすると信じているんだ。親しみやすい自然のシリーズは、我々の街の中でレースが行われ、素晴らしい雰囲気を作り出すよ。新技術の開発は、先駆的な組織であるヴァージンに合っているんだ」とタイ。
ヴァージン・グループ会長のブランソンは、「速く、信頼でき、丈夫なレースカーを作る必要性は、世界中の視聴者に電気自動車を示し、促進させるのを支援するだろう」とフォーミュラEが電気自動車の技術とイメージの発展に大きな役割を果たすと信じている。
フォーミュラEのチーフを務めるアレハンドロ・アガグは、シリーズへのヴァージンの参加が大きなブーストになると語る。
「ヴァージンのような世界的なブランドが、我々の10チームのひとつとして選手権へ加わることはファンタスティックだね。彼らは持続的な機動性を示してくれるよ」
すでにスーパーアグリやアンドレッティ・オートスポートなどが参戦を表明しているフォーミュラE。ヴァージン・レーシングの参戦により、10チーム中9チームが発表されている。