7月15日に行われた世界モータースポーツ評議会で、フォーミュラEの2015-2016シーズン開催カレンダーが決定された。第2季目となるこのシーズンには、全10カ国11レースが行われることになる。
先日第1シーズンが、ロンドンで閉幕したフォーミュラE。第2シーズンは10月17日に開幕することになる。舞台は第1シーズン同様、中国の北京だ。その後11月7日にはマレーシアのプトラジャヤ、12月19日にウルグアイのプンタ・デル・エステと、年内には3戦が行われる予定だ。
年が変わって、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、ロングビーチ(アメリカ)、パリ(フランス)、ベルリン(ドイツ)、モスクワ(ロシア)、ロンドン(イギリス)での2戦の合計10レースの開催が決まっている。第1シーズンにレースが行われたモナコは、2016年には『モナコ・ヒストリック・グランプリ』が開催されるため、フォーミュラEは行われない。
なお、3月19日に予定されている第5戦の開催地は未定だが、前後の日程を考慮し、南北アメリカ大陸いずれかの地での開催が目指されているという。また、最終2レースを行うロンドンでの開催も、日程が未定とされている。
今回のカレンダー決定について、フォーミュラEのCEOであるアレハンドロ・アガグは「この数ヶ月、世界中の多くの都市から、開催について関心が寄せられました。それは、フォーミュラEが最初のシーズンにもたらした、大きな影響によるものだと思います。しかし、我々は最初のシーズンからフォーミュラEを信頼してくれた都市を中心に、第2シーズンを転戦することを決めました。その中に、世界で最も重要な都市のうちのひとつであるパリを加えることになりました。最初の素晴らしいシーズンが終わったばかりですが、FIA、チーム、そして我々のパートナーと共に第2シーズンを迎えるのを、待ちきれません」と語っている。