ザウバーとテストおよびリザーブドライバーとしての契約を結んだロビン・フラインスは、2013年にF1マシンを走らせる機会がほとんど与えられないことに失望していると報じられている。
オランダのFormule1が28日に報じたところによると、2012年のフォーミュラ・ルノー3.5チャンピオンであるフラインスは、10日前にチームから連絡があり、シーズンオフテストでは彼を走らせないと言われたということだ。
「今年はあまりやることがなさそうだ」とフラインスが述べたと報じられている。
「1月30日にファクトリーに行くから、そしたらもっとはっきりしたことが分かると思う。今のところ、冬季テストで走らないだけじゃなくて、(グランプリの)金曜プラクティスでも走ることはなさそうだ」
「ザウバーにはシミュレーターがないから、そこで経験を積むこともできない」
フラインスは昨年メルセデスでDTMのテストを行ったものの、今季参戦の契約にはつながっていないと明かした。
「何も連絡がないから、いい兆候ではなさそうだ。他の選択肢はあまりないので、今年は難しい年になるんじゃないかと心配している」
Formule1は、ザウバーのスポークスマンが次のように説明したと報じている。
「ザウバーの方針では、ふたりのレースドライバーにできるだけ多く走らせたいと考えている」
「レースドライバーに金曜の貴重な走行時間を与えることも重要だ。ロビンにはテクニカルミーティングに出席してもらう。エンジニアたちと会話をし、フィットネスプログラムにも参加する。それによって将来に向けたしっかりしたベースを築けるだろう」
今年ザウバーはドライバーラインナップを一新、ニコ・ヒュルケンベルグと新人エステバン・グティエレスを起用する。