IZODインディカー・シリーズで4度のチャンピオンに輝いたダリオ・フランキッティは、今後もインディカー・シリーズにオーバルレースが必要であるとAP通信に対して語った。

 フランキッティは、もともとラスベガス・モータースピードウェイの1.5マイルオーバルでレースを行う事に対して、トラックの性質と何らかのエラーが発生した場合のマージンの少なさにおいて、批判的な立場をとっていた。

 しかし、15台を巻き込み、ダン・ウェルドンが命を落とすことになった事故が起きた後も、フランキッティはオーバルレースはインディカー・シリーズの大事な要素のひとつで、なくすべきではないと語っている。

「インディカー・シリーズでは、ロードやストリート、そしてオーバルといった複合的な要素がある。そして、チャンピオンに輝くためにはこれらのすべてで強さを発揮しなければならない。この要素を僕は愛しているんだ」とフランキッティ。

「オーバルは今後も続けなければならない。でも、もっと安全にできるはずだ。より安全性を高めることができるはず」

「過去を振り返ることは簡単だが、僕らはいつも1.5マイルオーバルでレースをしてきたんだ。僕は戦ってきた皆が正しい判断をしてきたと思っている。僕らは結末を知っているが、振り返ることはしないよ」

 フランキッティはまた、ラスベガス戦での事故の直後、インディカー・シリーズのCEOを務めるランディ・バーナードが下した中止の判断を支持した。

「彼は絶対的に正しい判断をしたね。特に、僕らがコクピットに戻ったとき、どれほど感情的か自分で理解することができた。ほとんどのドライバーが、涙で前を見ることができなかったはずだ。ドライバーはそんな状態だったし、多くの人々が混乱していた。でも、ランディはリーダーとしていい仕事をしたと思う。誰も彼を非難することはできないよ」

「モーターレーシングは安全ではない。これは僕がレースを始めた頃から知っていたことだ。そして、今もそのことについて関心がなかったとは思わない。今は僕らは先に進まなければならないんだ」

 フランキッティは水曜日、セブリングで親友であるウェルドンの名が冠された2012年用マシンをテスト。フランキッティは、友人を失った後、このスポーツにおいて自身の将来を検討したのかどうかについて尋ねられると、こう答えた。

「僕はモーターレーシングを戦うことに価値があるのかどうか分からなかった。でも、僕はまだレースをしたいんだ」

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