ウイリアムズF1チームは、チーム代表フランク・ウイリアムズの娘であるクレアが副代表に就任することを27日に発表した。
この決定は2013年シーズンスタート前に発表する予定だったものの、フランク・ウイリアムズ夫人が開幕戦直前に死去したため、発表を延期していたということだ。
クレアは新しいポジションに就くと共に、これまで務めた商業面の責任者の役割も引き続き果たすということだ。
2002年に広報担当者としてチームに加入したクレアは後に広報責任者、マーケティング&コミュニケーションディレクターといった役割を果たし、ウイリアムズ社の取締役会のメンバーにも加わっていた。
「クレアがチーム副代表に指名されたことで、ウイリアムズの将来は保証された」とフランク・ウイリアムズはコメントしている。
「この決定には(妻の)ジニーも喜ぶ。クレアがこのポジションに就き、私のそばで働くことになり、彼女はとても誇りに思っただろう」
この1年ほどでウイリアムズの上層部の体制は大きく変化している。2012年には会長を務めたアダム・パーが離脱、今年1月にはエグゼクティブディレクターであり株主のトト・ウォルフがメルセデスへと移籍した。