F1第4戦バーレーンGPは、金曜午後2時(現地時間)から2回目のフリー走行が行われ、ウイリアムズのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。2番手はフェルナンド・アロンソ(ルノー)、3番手にはヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)となった。トヨタのティモ・グロックは8番手、中嶋一貴(ウイリアムズ)は10番手となった。

 迎えた午後のセッションは気温37度、路面温度は50度まで迫る厳しいコンディションとなり、サーキットには終始強い日差しが降り注いでいる。
 セッションは開始早々から連続アタックが始まり、最初に全車のタイムが出揃うと、トゥルーリが1分33秒台のタイムでトップを奪う。続けてグロックがチームメイトを上回り、序盤はトヨタ2台が他をリードする展開となった。

 中盤、前戦中国の勝者セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップに返り咲いたトゥルーリに続く2番手に浮上。さらに、今回のレースに新しいディフューザーを投入してきたフォース・インディアのエイドリアン・スーティル、中嶋一貴といったドライバーがタイムを上げてくるが、精力的に周回を重ねるトゥルーリは残り25分を迎えるまでしばらくトップをキープし続けた。

 終盤トゥルーリに代わってトップに立ったのはロズベルグ。そしてセッションは残り10分を迎え、各車ともタイヤをスーパーソフトに替えコースイン、この日最後となるアタックへと向かっていく。ここで速さを見せたのがルノーのアロンソで、セクター1、3でベストタイムを更新する走りを見せる。しかし、トップのロズベルグにはわずかに及ばず2番手。好調トゥルーリは3番手となり、以下ベッテル、マーク・ウエーバー(レッドブル)、ジェンソン・バトン(ブラウンGP)と続いた。

 不調が続くフェラーリは、オフシーズンにここで精力的なテストを行っているにも関わらず、セッション中もフェリペ・マッサがグリップ不足を訴えるなど好調の兆しは見えていない。マッサは16番手、ライコネン18番手。また、KERSを搭載するマクラーレン、ルノー、BMWザウバーのマシンもアロンソ以外は中団から後方に沈む結果となっている。
 

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円