先週、ヘレスの若手ドライバーテストにウイリアムズから参加したニコ・フルケンベルグとアンディ・スーセクが、それぞれ今後の自らの活動のために満足いく仕事ができたと語った。

 12月1日から3日にかけて行われたテストで、初日はスーセクが参加しトップタイム、2日目、3日目はフルケンベルグが走行し、それぞれ2番手、5番手のタイムをマークした。

 来季F1参戦が決まっているフルケンベルグは、デビューイヤーに向けて有意義なテストができたと述べている。
「ヘレスでの2日間はとても有意義だった。来年に備え、マシンに再び乗り、周回を重ねることができてよかった。かなりの距離を走りこめて満足している。すぐにF1マシンのドライブに慣れることができた。最後に走ってからかなりの時間がたっていたから、意外だったよ。マシンのフィーリングはよく、膨大なセッティング作業を行うことができた。この2日間は満足いくものだった」

 スーセクは、初日トップタイムという結果を喜び、来季F1シート獲得のために全力を尽くしていくと宣言した。
「火曜は完璧な一日だった。夢のような日だったよ。自分が上位に位置しているとは思ったけれど、まさかトップタイムでこの日を終えられるとは思っていなかった。自分をとても誇りに思うと同時に、このチャンスをくれたウイリアムズに感謝したい。初めてF1のテストができたのだということがまだ信じられない。夢みたいな気分だよ! 僕にとって今年は素晴らしい一年だった。自分には来年F1シートを確保する資格があると思う。シートを獲得するためにあらゆる努力をしているし、今週のパフォーマンスが僕の目標の助けになってくれるだろう」

 テクニカルディレクターのサム・マイケルは、以下のようにテストを総括している。
「今週のテストは若手ドライバーにマシンに乗るチャンスを提供するためのものだった。我々はアンディ・スーセクの評価を行ったが、彼はテスト初日に素晴らしい仕事をし、F1マシンをうまく扱える能力を持っていることを見せてくれた。ニコ・フルケンベルグが2日目と3日目にマシンを引き継ぎ、来季のレースを想定し、燃料をたくさん積んだ状態でのセッティング作業を行った」

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