オーストラリアGP土曜朝、パドックにおいて、ブラウンGPとリチャード・ブランソンが、同チームとブランソンのヴァージン・グループがスポンサーシップ契約を結んだことを正式に発表した。
元ホンダF1チームの買収者候補としてウワサされてきたヴァージンだが、新生ブラウンGPのスポンサーとして、F1に参入することとなった。
「ブラウンGPチームを代表し、我々は、本日メルボルンでサー・リチャードおよびヴァージンとのパートナーシップ契約にサインしたことについて喜びを表明する」。声明において、チームプリンシパルのロス・ブラウンはこうコメントしている。
「我々のチームにとってエキサイティングなレースウイークエンドが、今シーズンふたつめの商業契約を締結でき、より一層重要な週末となった。我々はヴァージン・グループと緊密な関係で働くこと、レースにおける成功を共有することを楽しみにしている」
以前からF1への関与に関心を示してきたブランソンは、今回の決定に関し、次のようにコメントした。
「ヴァージンがF1に関与することができればどんなに嬉しいかと、いつも私は思っていた」とブランソン。
「ロス・ブラウンやブラウンGPチームという才能ある人々と共にこの素晴らしいスポーツに参入することに興奮している」
「長年ヴァージンは、技術の天才たちのパートナーとなる栄誉を得てきた。F1におけるロス・ブラウンは、ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行事業におけるバート・ラタン(航空宇宙エンジニア)のような存在になると心から信じている」
「ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロのヴァージンBGP 001は、今季どんどん力をつけていくと確信している。ブラウンGPチームと共に働く将来が素晴らしいものとなるのを期待している」
金曜までほぼ真っ白なマシンで走っていたブラウンGPだが、土曜からBGP 001にはヴァージンのロゴが飾られることになる。
F1 ニュース
ブラウンGP、ヴァージンとのパートナーシップ契約を正式発表
