ブラウンGPが、17日、ヘレスでのF1テストを終え、シーズンオフのテストプログラムをすべて終了した。最終日にテストを担当したジェンソン・バトンもチームプリンシパルのロス・ブラウンも、共に前向きな発言を行っている。
17日に走行したバトンは、ニューマシンのセッティング評価およびパフォーマンス向上の作業に取り組み、114周を走行、4チーム中トップタイムをマークした。
バルセロナとヘレスで7日間にわたって行ってきたBGP 001 のテストを終え、チームはブレックレーに戻り、3月29日の開幕戦オーストラリアGPに向けた最後の準備を行う。
2週にわたるテストを終えたバトンは、いい手ごたえを得たようだ。
「今週ヘレスでとても有意義なテストを行った」とバトン。
「特に今日は、開幕戦に向けて僕の好みに合うようにマシンのセッティングの微調整を行うことができた。テストプログラムを行った期間はとても短かったけれど、僕らはメルボルンに向けてチャレンジに立ち向かう準備はできていると思う。ただ、最初のレースウイークエンドで最高の結果を出すために、金曜プラクティスセッションの時間を1分も無駄にすることなく使う必要がある」
ブラウンは、シーズンオフ最後のテストに満足感を表すと共に、チームへの感謝の言葉を口にした。
「ヘレスで今週行ったテストが終了し、BGP 001の短いプレシーズンテストプログラムが、好結果を出して完了した。ここまでのプログラムはマシンの信頼性を証明する要件に焦点を当てて行われた。しかしこの2週間にマシンが生み出した競争力あるラップタイムにも満足している。ヘレスでのテストは特に有意義で、ドライバーたちは、さまざまなシャシーセッティング、メルボルンで使用するブリヂストンポテンザタイヤのコンパウンドの評価を行うことができた。この数週間頑張ってくれたチームとドライバーたちに感謝したい。初戦でこのマシンがコンペティティブな環境の中で走るのをついに見られるのが楽しみだ」
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ブラウンGPがシーズンオフテストを終了。「開幕戦が楽しみ」とブラウン
