IZODインディカー・シリーズに参戦するチップ・ガナッシは、インディ500の4台目のドライバーにライアン・ブリスコを起用することを明らかにした。
2008年から昨年まで5シーズンに渡ってチーム・ペンスキーのドライバーを務めていたブリスコ。今季はチームが2台体制になった影響でシートを失っていたが、インディ500に2005年に1年間在籍していたチップ・ガナッシから参戦すると報道された。
ガナッシのマネイジング・ディレクターのマイク・ハルは、英オートスポーツの取材に対し、「彼がシートを得ていない状態に率直に驚いているよ。彼はどれくらい有能であるか、これまで証明してきているのにね。ライアンのようなドライバーが世界で最も素晴らしいレースで上手くやれることを証明してくれたら素晴らしいね。500マイルの最後には、ベストを見せてくれるよ」
「ライアン・ブリスコ、ダリオ・フランキッティ、スコット・ディクソンにウィル・パワーやエリオ・カストロネベス。彼らのような連中がこのレースにはいるべきだし、勝つ機会を持つべきだね」
ブリスコは、ペンスキー時代には通算7勝を挙げ、昨年のインディ500ではポールポジションを獲得する活躍を見せていた。今季はシングルシーターのシートを失っているが、セブリング12時間にLMP2クラスに参戦。551号車HPD ARX-03b・ホンダをドライブしクラス優勝を飾っている。