ブリヂストン 第10戦アブダビGP2シリーズ プレビュー

2010年11月8日
2010年GP2シリーズ最終レースとなるアブダビ戦が、F1アブダビGP(11月12日〜14日)と併催される。アブダビ戦は、GP2シリーズをサポートしてきたブリヂストンにとっても、同シリーズ最後のレースとなる。

最終戦の舞台となる全長5.554kmのヤス・マリーナ・サーキットでは、2009-2010年GP2アジアシリーズの開幕戦と第2戦が開催された。ブリヂストンは、GP2アジアシリーズのアブダビ戦で使用したミディアムスペック・スリックタイヤをGP2メインシリーズ最終戦でも使用する。

反時計回りに進行するヤス・マリーナ・サーキットは、中低速コーナーが主体となっているため、クルマのセットアップによるトラクションが重要な要因になる。しかし、コース上には高速セクションも2カ所あり、それぞれターン8とターン11の手前でハードブレーキングが必要になる。このためドライバーは、全31周のフィーチャー・レースと全22周のスプリント・レースのそれぞれで、タイヤを温存することが求められる。

今年初めにアブダビで開催されたGP2アジアシリーズ第2戦では、現在iスポーツ・インターナショナルでチームメイト同士であるオリビエ・ターヴェイ選手とデビッド・バルセッチ選手が、それぞれブリヂストンのミディアムスペック・ドライタイヤを使用してフィーチャー・レース(レース1)とスプリント・レース(レース2)で優勝した。

浜島裕英(株)ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部フェローのコメント:
「アブダビのヤス・マリーナ・サーキットは、二つの高速セクションと数多くの中低速コーナーが混在する面白いサーキットです。レースウィークエンドの走行開始直後は路面が砂で非常に汚れていますが、それぞれのセッションが進むにつれて路面状況とグリップの改善が進みます。またオーバーテイク・ポイントが多く、GP2シリーズにとってエキサイティングなサーキットになるでしょう。2009-2010年GP2アジアシリーズ2戦の舞台にもなっていたので、GP2ドライバーの中にはこのコースをよく知る選手もいるでしょう。GP2アジアシリーズと同じように、ブリヂストンは今回もアブダビの大きな気温変動に対応可能なミディアムコンパウンド・ドライタイヤを用意しています。このサーキットでGP2アジアシリーズとは異なるシャシーを使うGP2メインシリーズのレースが開催されるのは初めてのことです」

アブダビ戦のデータ
●アブダビへのタイヤの出荷数及びスペック:704本(ミディアムとウェット)
●2009年ポールタイム:初開催のため記録なし
●2009年レース最速ラップタイム:同上
●2009年レース1のトップ3:同上
●2009年レース2のトップ3:同上

ブリヂストン、好調のうちにGP2シリーズ最後の125戦目を迎える

ブリヂストンにとって最後となるGP2シリーズ・レースは11月14日(日曜日)開催予定のアブダビ戦で、このレースは同シリーズの公式パートナーを務めるブリヂストンにとって通算125戦目にあたる。

これまで6年間にわたりGP2シリーズの単独タイヤサプライヤーを務めてきたブリヂストンは、大勢の若手ドライバーと一緒に仕事をしてきた。その多くがGP2からFIA・F1世界選手権に巣立って行き、そこでもブリヂストンポテンザタイヤを装着してレースに挑んできた。

ブリヂストンは、GP2メインシリーズに加えて、2008年からGP2アジアシリーズもサポートしてきた。アジアを拠点に開催されてきた同選手権は、GP2ドライバーにGP2フルシーズン開幕前に実走行の機会を提供する場にもなっており、ブリヂストンは3シーズンにわたりタイヤを供給してきた。

ブリヂストンにとってF1及びGP2で最後のレースウィークエンドを迎えるにあたり、ブリヂストンがサポートしてきたGP2シリーズの成功を安川ひろしモータースポーツ推進室長が振り返る。

安川ひろし (株)ブリヂストンモータースポーツ推進室長のコメント:
「ブリヂストンはこれまで6年間、GP2シリーズの公式パートナーという栄誉ある任務を果たして参りました」

「高い評価を受けているこの選手権を通じて、私たちは自社のタイヤテクノロジーを紹介することができました。また私たちは、今シーズンのF1ドライバーであるニコ・ロスベルグ、ルイス・ハミルトン、ティモ・グロック、ヘイキ・コバライネン、セバスチャン・ブエミ、小林可夢偉、ニコ・ヒュルケンベルグ、ヴィタリー・ペトロフ、ルーカス・ディグラッシ、ブルーノ・セナ、カルン・チャンドック各選手を初め、数多くの若いドライバーたちがGP2からF1に巣立って行く姿を見ることができたのを誇りに思います。またジョルジオ・パンターノ、スコット・スピード、ジャンマリア・ブルーニ、中嶋一貴、ネルソン・ピケ、そしてロメイン・グロージャン各選手らもブリヂストンタイヤを装着して両シリーズのレースに出場した経験を持つ、有名なドライバーたちです」

「今年のGP2チャンピオン、パストール・マルドナド選手がRapaxと共に素晴らしいシーズンを送られたことをお祝い申し上げます」

「ブリヂストンのGP2への参戦は、当社とそのスタッフの双方にとって掛け替えのない経験となりました。私たちがF1とGP2の両シリーズに参戦したことによって、ブリヂストンのエンジニアたちがレース・プログラムを通じて得ることのできた知識を一般車用タイヤの開発に活かし、ポテンザタイヤの開発を大きく進めることができました」

「私たちはGP2シリーズがこれからも成功を続けるようお祈り申し上げます。そして、2005年以来享受してきた栄誉あるパートナーシップの機会をブリヂストンに与えてくださった同選手権の創設者バーニー・エクレストン氏とブルーノ・ミシェル氏、そしてGP2シリーズのスタッフの皆様に謝意を表します」

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