第3戦中国GPにはオーストラリアで各チームが手こずったスーパーソフトが持ち込まれるが、ブリヂストンのMS・MCタイヤ開発本部長浜島裕英氏は、開幕戦ほどチームが苦労することはないだろうと予想している。

 メルボルンではスーパーソフトに深刻なグレイニングの問題が発生、タイヤが長持ちしなかった。しかし浜島氏は、チームがこのタイヤで1戦の経験を積んだこと、上海は完全な常設コースであることから、再び同じような状況にはならないだろうと考えている。
「オーストラリアでは、スーパーソフトタイヤにグレイニングの特殊な問題が発生した」と浜島氏。
「しかしこのグレイニングはチームによって、フロントであったりリヤであったり、状況が異なっていた。つまり、今年のマシンに適切な妥協を施したセッティングを見つける余地はまだあるということだ」
「したがって、チームは開幕戦よりマシンに対する理解度を深めているため、中国ではグレイニングの問題は開幕戦ほどひどくはならないと見ている。また、上海はパーマネント・レースコースなので、(メルボルンより)路面はいいはずだ」

 一方、浜島氏は、上海はタイヤに厳しいサーキットであり、タイヤの摩耗を最低限に抑えるためにはチームは理想的なセッティングを見つける必要があると語った。
「上海国際サーキットはタイヤに厳しいコースだ」と浜島氏は言う。
「横方向の力が非常に強いので、左フロントタイヤにグレイニングが発生するものと見ている。特にRのきついターン2とバンクのあるターン13でその傾向が顕著になるだろう。ここではリヤタイヤにもグレイニングが発生すると思う」
「このサーキットレイアウトから考えて、ミディアムダウンフォースセッティングが使用されるだろう。このコースにはふたつのロングストレートがあるものの、コースのほとんどが非常にツイスティでテクニカルなレイアウトになっている。チームとドライバーにとって、タイヤの力を最大限に引き出し、うまく使いこなすための正しいセッティングを見つけるのは、かなり難しい仕事になるだろう」

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