ブルガリアでのF1グランプリ開催計画が中止されたことが明らかになった。バーニー・エクレストンと交渉を行っていたとみられるブルガリア・モーターサイクリング・フェデレーション(BMF)が、すべての活動を中止すると発表した。
不況の中、資金集めが難しく、さらに地方政府の援助も得られなかったとして、BMFは活動を継続するのが不可能だったと説明した。
「今シーズンは我々にとって最も好調なシーズンになる可能性があったものの、我々はすべての活動を中止し、連盟を閉鎖しなければならなくなった」とBMF代表であるボグダン・ニコロフがコメントした。
「当連盟は私自身が用意する個人融資では継続させることはできない。私は負債や銀行からの融資に対する返済をしなければならない。この連盟を継続するために、私の個人資産を処分するところまでいっていた」
「現時点で今年はステート・エージェンシー・フォー・ユース・アンド・スポーツからもスポーツ省からも援助を受けられず、今後援助を受けられそうな見込みもない」