近い将来F1カレンダー入りを狙っている国々のひとつ、ブルガリアは、初の国際サーキットの資金確保をすでに済ませた一方で、F1用の新たなコースのためにさらに予算を割り当てようとしている。

 2011年にMotoGP世界選手権の一戦を開催するため、ブルガリア初のレースサーキットの建設計画が現在進められている。このコースはF1開催を想定して作られるわけではなく、もし2011年にブルガリアでF1をホストすることが可能になった場合には、新たなコースの工事を4月にスタートするという。

「我々は来週結果を知ることになる予定だ」とブルガリア・モーターサイクリング・フェデレーションのボス、ボグダン・ニコノフは、デイリー・ドネブニクに対して語った。
「F1開催契約にサインしたら、ふたつ目のサーキットを建設できる」

 一方、ブルガリアのモータースポーツ連盟のボス、ジョージ・ヤンクロフはこの計画が実現に近づいているという説に否定的だ。
「このような交渉が行われているのは知っており、半年前までは私もそれにかかわっていた。しかしそれ以降、FIAから一切正式な通知は受け取っていない。FIAがコースの着工式より前に積極的な姿勢を見せるとは思えない」
「私はこの考えに反対しているわけではないが、過大な期待を抱いてはいない。現在の不況の中でスポンサーは手を引いており、この仕事は特に難しいものとなっている」
「F1というのは、コースを建設すればいいというものではない。ホテル、空港、優れた道路やサービスなど、インフラが整っていることが必要だ。ブルガリアがF1を開催するとすれば、黒海に面する町、バルナが最も適切なのではないかと思う」

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