アレックス・ブルツは、2010年にF1に復帰するというウワサを否定し、スポーツカー活動に集中すると述べた。
ブルツは2007年のウイリアムズでの参戦を最後にF1レースから引退していたが、USF1チームでレースドライバーに復帰するのではとウワサされていた。しかしブルツは、USF1と話をしていたことは認めながらも、来季F1に参戦する可能性は否定した。
「USF1とは交渉を行った」とブルツはオーストリアのウェブサイト、motorline.ccに対してコメントした。
「だが僕としてはもうこの件は終わりにしたい。僕が最優先するのはプジョーのワークスチームで全力を尽くすことだ。僕はル・マン24時間を含むいくつかのレースに出場する」
「これは(USF1の参戦が確実ではないというウワサではなく)自分自身の気持ちによって決断したことだ。F1に出た方が金になるのは分かっている。USF1はアメリカの技術をF1へと持ち込み、成功を収めるだろうと信じている。チップ・ガナッシのようなアメリカで尊敬を集めるレース関係者も、USF1はグリッドにつくと確信している」