ブルーノ・セナがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに出場し、叔父アイルトンが走らせた伝説のマシン、マクラーレン・ホンダMP4-4をドライブすることになった。
ブルーノは、マクラーレン・レーシングからグッドウッドの最初の2日に招かれ、1988年にアラン・プロストとアイルトンのふたりで16戦中15勝を挙げ、ドライバーズおよびコンストラクターズの両タイトルを獲得した名車MP4-4を、ファンの前で走らせることになった。ブルーノがドライブするマシンは、ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センターに展示されているマクラーレン・コレクションの一台。ブルーノは先週ファクトリーを訪れて、アイルトンがタイトルを獲得したその年に彼を支えたメカニックたちの手を借りて、シート合わせを行った。
今週末のイベントを前に、ブルーノはこうコメントしている。
「ル・マン・シリーズのプログラムを離れて、この週末、ものすごくパワフルなターボエンジンを搭載したこの“モンスター”マシンをドライブするのは、僕にとって素晴らしい経験になるはずだ」
「このように歴史に名高いマシンをドライブできることになり、特に、1980年代にアイルトンを数々の勝利に導いてくれた人たちに信頼されることは、自分にとってとても大きなモチベーションとなる」
「この時代のF1カーは現在のF1カーとは別物だし、グッドウッドもグランプリサーキットというわけではない。それでも、この楽しい週末によって、僕のF1への意欲は改めて高まるに違いないよ」
