レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーのヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングにはどちらかのドライバーに対するひいきなど一切ないと語った。

 トルコGPでレースをリードしていたマーク・ウエーバーとセバスチャン・ベッテルがクラッシュした後、マルコはウエーバーのみを非難するような発言を行い、ファンから批判の声が集まった。その後、チームはどちらか一方が悪かったわけではないとの声明を発表して事態の幕引きを図り、7日にはウエーバーとの契約延長を正式に発表した。

「あのアクシデントは過去のことだ」とマルコはイタリアのウェブサイト422race.comに対してコメントした。
「木曜にミーティングを行い、すべてが終わり、すべてが解決した。ドライバーたちにとってもね。今後の数戦においても我々のポリシーに一切変更はない。ふたりのドライバーは自由にバトルをすることが許される。ただし彼らは互いをパスさせなければならない。それが結論だ。我々は誰かを優先してなどいない。ふたりのドライバーは同じ権利を持っている。それははっきりしている」

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