セバスチャン・ベッテルが、2013年に開催予定のニュージャージーGP(グランプリ・オブ・アメリカ)のコースでデモ走行を行った。
グランプリ・オブ・アメリカは2013年の6月に開催されることが発表されており、ニューヨークの対岸に位置するニュージャージーのウィーホーケンからウエストニューヨーク、ポート・インペリアルをハドソン川に沿って走る3.2マイルのストリートサーキットで行われる予定となっている。
レッドブル・レーシングの公式パートナーであるインフィニティが主催したこの日のイベントには、カナダGPを終えたばかりのベッテルのほかにデイビッド・クルサードも姿を見せ、レースプロモーターやインフィニティの関係者、地元メディアなどが見守るなか、ベッテルがインフィニティIPL Gクーペで新しいストリートコースをドライブした。
ベッテルは、建設中のピットビルのそばで記者会見を行った後、マンハッタンやエド・サリバン劇場などを見て回ったが、この模様はその日の夜にCBSでオンエアされた。
「サーキットは広大だ」と、ベッテルはデモ走行の印象を語っている。
「あるセクションは長くて速い直線があり、少しモントリオールを思わせる。だけど、アップダウンもあるのでスパにも少し似ている」
「ニューヨークは大きなエネルギーに満ちた巨大都市だ」
「ここでF1のレースをすることは素晴らしいことだよ。レースの後には、素敵なバーも楽しめそうだ!」