ドイツGPの木曜に行われた記者会見に出席したドイツ出身の5人のドライバー、セバスチャン・ベッテル、ニコ・ロズベルグ、ニック・ハイドフェルド、ティモ・グロック、エイドリアン・スーティルに対し、来年どのチームで走るのかとの問いが投げかけられた。

“来年はどこにいるのかもう分かっていますか?”とのメディアからの質問に対して、「分かっているよ」と答えたのはベッテル。
「それについては前も言ったよね。君たちが何を聞きたいにしても、また同じ事を繰り返すよ」とベッテルはレッドブル・レーシングへの残留を改めて認めた。
「来年の僕の状況は皆知っていると思う。僕は今ハッピーだ。今年は、他の人たちがたぶんびっくりしているぐらい、僕らは強力だ。去年までの2年はチームにとってベストの状態ではなかったと思うけど、僕が来て、マシンがついに僕らにふさわしいレベルになったのがとても嬉しい」

 ウイリアムズからの移籍の可能性がささやかれているロズベルグは、いろいろな選択肢を考えていると認めながらも、今のチームには満足していると強調している。
「今は自分の選択肢を検討しているところだ。今自分がいる場所でものすごくハッピーだということ以外にはそれほど言うことはない。自分のチームにはすごく満足している。チームはうまく機能しているし、彼らとの連携はうまくいっている。今はそれが一番重要なことだ」

 BMWザウバーのハイドフェルド、トヨタのグロック、フォース・インディアのスーティルは、それぞれ多くを語らなかった。
「ご存知かもしれないけど、BMWでは僕らの契約の話をしていないから、それについてはあまり言うことはない」とハイドフェルド。
 グロックも「僕も同じだ」と続ける。
「この手の質問はすごく答えにくい場合があるよね。でも将来の見通しはそれほど悪くないみたいだよ」
 スーティルはシートの話がはっきりするのは、F1の将来が確定してからだと述べている。
「この話をするのは少し早すぎる。まだシーズンも半ばだし、これからいろんなことが起こりうるからね。まだいろんな問題が片付いていないし、F1の将来についての話もまだ続いている。F1に何が起こるのかがはっきりしたら、ドライバーのことに注意が向くんじゃないかな。いずれにしても自分のポジションについては何も言うことはできないよ」

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