9日、鈴鹿サーキットで行われた日本グランプリで2011年のF1ワールドチャンピオンを決めたばかりのセバスチャン・ベッテルが、横浜市にある日産グローバル本社ギャラリーで行われたイベントに出席した。
前日のF1日本グランプリで今季のチャンピオンを決め、「夜はみんなでチャンピオン獲得を祝ったんだ。カラオケで『イエロー・サブマリン』を歌ったりしたもんで声が枯れてるかもしれないけど(笑)」と言うベッテルだが、そんな疲れもみせずに、チーム代表のクリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューウェイらとともに横浜へ移動した。
この日、横浜の日産グローバル本社ギャラリーでは、レッドブル・レーシングのパートナーであるインフィニティ(ニッサン)がレッドブルを招待する形でイベントが実現。無料で新王者ベッテルに会えるということもあり、前夜からの徹夜組のファンも現れるほど。昼過ぎの時点からイベントステージ周辺は黒山の人だかりとなった。
15時過ぎにいよいよイベントがスタート。かなりオープンな雰囲気のトークショーとなった。司会進行をF1解説でおなじみの川井一仁さんが務め、まずはホーナー、ニューウェイのふたり、さらに当初予定にはなかった元レッドブルドライバーのデイビッド・クルサード、さらに同じく元F1ドライバーで、クルサードとともにBBCのコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルまでサプライズ出演した。
4人のトークがしばらく続いた後、おもむろにベッテルがステージに登壇すると、ファンからは大歓声が上がる。リラックスした表情のベッテルは、ステージ上で4人のゲスト、川井さんと軽快にトークを披露した。
「日本語も知ってるよ。イチ、ニ、サン……それからスシ、サシミ……」と笑いを取れば、ブランドルから「もう二度もチャンピオンを取って、次は何をモチベーションにするの?」という質問に、「ひとつ勝てばまた次の勝利が欲しくなるし、さらにチャンピオンも欲しくなる。何より、こうしてファンのみんなに会うことができるんだから、それこそが情熱だよ」と語り、集まった日本のファンを喜ばせた。
終始ベッテルは、会場から質問を受け付けたり、徹夜したファンに自分の着ていたブルゾンをプレゼントしたりとご機嫌な様子。イベント終盤には、サッカーJ1・横浜Fマリノスの大黒将志選手が登場し、ゼッケン1番のFマリノスのユニフォームをプレゼント。笑顔でユニフォームを披露すると、急遽会場前列のファンに限り、サイン会を行うなど、横浜は新王者ベッテルの大サービスに興奮のるつぼと化していた。
