レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは、将来のフェラーリ移籍の可能性について、再びポジティブな発言を行った。
1年ほど前にベッテルは、「いつかフェラーリに行くことが自分の昔からの目標だ」とコメントした。現在はエイドリアン・ニューエイがデザインする今季最速のマシンRB6に満足しており、移籍は考えていないというが、将来フェラーリに行く可能性はあるとほのめかしている。
「レッドブルにはとても満足している」とベッテルはスペインのエル・パイス紙に対してコメントしている。
「他のどこにも行くつもりはない。でも先のことは分からない。僕は世界選手権を争いたい。過去を見ると、フェラーリは常にとても競争力の高いマシンをデザインしてきた」
「フェラーリは他のどことも違う。伝説の存在だ。素晴らしい成功を収めているブランドは他にもあるけれど、フェラーリは特別だ。数年後に行くのも悪くないよね?」
F1商業権所有者のバーニー・エクレストンが、将来ベッテルのフェラーリ入りを画策するとのウワサもあるが、ベッテルはそれについては否定している。
「それが本当のことだとは思わないな」とベッテル。
「バーニーとは仲良くさせてもらっているけど、自分の将来は自分で決めるよ」