セバスチャン・ベッテルは、開幕戦オーストラリアGPでレッドブルRB10が示した競争力に驚いたと認めている。
今週、チームボスのクリスチャン・ホーナーは、開幕前のウインターテストで新車のRB10が度重なるトラブルによって満足な距離を走れなかったにもかかわらず、メルボルンのパフォーマンスには衝撃を受けなかったとメディアに語っている。
しかし、チームメイトの2位フィニッシュをマシンの外から目撃したベッテルは、RB10・ルノーのパフォーマンスに驚きを受けたことを認めた。
「リザルトはそれほど驚くものではなかった」と、ベッテルがドイツ紙のBild am Sonntagに語ったと、motorsport.comが伝えている。
「驚いたのは僕らのマシンが速く、上位で争えるのを目にしたことだ。ポテンシャルがあるってことだ」
「僕らに希望を与えるものだったし、それが僕の上機嫌な理由さ」
しかし、メルボルンでのレッドブルは、ベッテルのパワーユニットにトラブルが相次ぎ、決勝レースもスタート直後にリタイアするなど、信頼性の不安を完全に払拭できているわけではない。