日本GP木曜記者会見で、ユーロF3時代にチームメイト同士だったセバスチャン・ベッテルと小林可夢偉が、当時と今の互いの印象について語った。

 可夢偉は2006年、ASM Formule 3でF3ユーロシリーズにデビュー、当時、ベッテル、ポール・ディ・レスタ、ギド・バン・デル・ガルデとチームメイトだった。ディ・レスタはこの年タイトルを獲得、ベッテルはランキング2位だった。

 当時と今を比べて、相手はどういう風に変わったか、また将来チームメイトになるとしたらどういう関係になると思うかと記者会見で聞かれ、まずベッテルが答えた。
「当時にはいい思い出がたくさんある。その年は可夢偉がF3にデビューした年だった。つまり彼はルーキーだったんだ。この話はポールに聞いてもいいかもね。僕らは同じ年のチームメイト同士だった」
「可夢偉がいくつかのコーナーで、確か10km/hかそれ以上、僕らより速かったことがあったのを覚えている。僕らとしては理解できなかった。その週末を通して彼の方が速かったんだ。他のコーナーでは僕らの方が少し速かったんだけどね。僕らは常に意見を交換し合った」
「時々垣間見えるように、彼はクレイジーさを失っていないね。鈴鹿で彼が数え切れないほどたくさんのマシンをオーバーテイクしたのを覚えている。時々彼はギャップを見つけるというか、他の人には分からないような、別のラインを見つけるみたいだ。だから彼はすごくいいドライバーなんだと思う」
「将来のことは分からないけど、今は状況が少し変わったね。周囲のカメラも増えたし、昔ほど会ったりおしゃべりしたりしていない。それでも彼が昔と全く変わっていないのは分かる。彼と一緒にレースをするのはかまわないよ。あるコーナーで彼の方が10km/h速いんでなければね!」

「今の僕らは全く違うマシンに乗っている。まるっきり違うマシンだ」と可夢偉。
「彼はF3時代、いつも優秀だった。常に必死に取り組んでいた。彼はエンジニアたちととてもうまくコミュニケーションをとっているね。テレビで見ると、彼はチームととてもうまくコミュニケーションをとっているのが分かる。彼は昔からそうだった。F3時代、チームのスタッフととてもうまく意思の疎通を図っていた。それがすべてだと僕は思う。だからこそ、彼はすごくいいクルマを作れるんだ。コース上で最速のマシンをね」

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