2011年F1トルコGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは1位、マーク・ウエーバーは2位だった。

■レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル　予選1位
　すごくハッピーだよ。今日のQ3は少し変な感じだった。マークも僕も2回目の走行をパスすることに決めて、いつもより早く作業を終えた。おかしな感じだったよ。他のマシンが走ってタイムを出しているのに、自分たちはガレージでそれを見ているんだから。彼らがタイムを更新しちゃうかもしれないのに、僕らはスクリーンを見ているだけで、何もできないんだ。変な感じだったけれど、明日のレースのためにタイヤをセーブするためのいい判断だった。僕は昨日の午前中にマシンをめちゃくちゃにしてしまい、そのために午後のセッションを棒に振った。でもチームの皆が今日までにマシンを直してくれた。素晴らしい仕事ぶりだった。午前中のセッションではトラブルがあり、挽回を図らなければならなかったのにもかかわらず、今日はこういうタイムでトップに立てた。僕はこのコースが大好きだから、それが助けになったし、それほど周回を重ねなくても立ち直ってリズムを見つけることができたんだ。よかったよ。全体的に今日はとてもハッピーだ。

マーク・ウエーバー　予選2位
　本当ならマージンとしてあとコンマ2秒ぐらいは欲しかったんだけどね。セバスチャンはとてもいいラップを走り、ポールを獲った。僕のラップも悪くはなかったが。予選前に話をして、明日は長いレースになるから、今日1周でも多くセーブして明日に役立てようと決めた。結局僕らは最高のグリッドポジションを獲得した。チームはよくやってくれたよ。僕らはタイヤを1セットセーブすることができたのでよかった。チームはいい判断をした。今日は満足している。明日のレースが楽しみだ。